茨城歴史事典

 茨城県歴史年表 原始・古代@(紀元前50,000年〜350年)

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西 暦 和 暦 茨城に関する事項 日本・世界に関する事項
前50,000     リス間氷期,この頃,日本列島にナウマンゾウなどが棲息する
前23,000  

人が住み始める

・高萩市上君田遺跡

・常陸大宮市山方遺跡
この頃,石を打ち欠いただけの石器が使用される
前12,000   ・取手市柏原遺跡

小型石刃文化

細石器文化

大型石刃文化
前10,000〜前8,000  

土器の使用がはじまる。

・ひたちなか市後野遺跡

土器,弓矢の使用がはじまる

気候が温暖化し,照葉樹の植生が広がる
前8,000  

海進期(海岸線が内陸深く入り,貝塚がつくられる)

貝塚が形成され,竪穴式住居がみられる
前4,000  

・水戸市大串貝塚

・美浦村大谷貝塚

海水の進入が最高潮に達する

前3,000  

この頃,環状の大規模な貝塚や馬蹄形の集落が営まれるようになる。

・龍ヶ崎市南三島遺跡

 ・陸平貝塚廻り地遺跡

 ・東大橋原遺跡

大型で豪放な土器がつくられる
前2,000  

漁撈が活発に行われ,霞ヶ浦周辺では,土器による製塩もはじまる

上高津貝塚広畑貝塚

 冬木貝塚 

土偶の製作が急増する
前1,000  

 ・利根町立木貝塚

 ・境町本田遺跡

土器製塩が盛行する
前300     この頃,西日本で弥生文化がはじまる
前100〜0  

この頃,茨城県に弥生文化が伝わる。再葬墓が盛んに行われる

・筑西市女方遺跡小野天神前遺跡
稲作農業,機織技術が伝播する
100〜  

県内の主な河川を中心とした小さな土器文化圏が形成される。

・ひたちなか市東中根遺跡
台地上に小規模な集落が営まれ,稲作が行われる
200   十王台式土器をもつ集落が県北を中心に広がる  
300〜350  

この頃,東海地方や南関東地方の人々が大量に移住してくる。

廻り地遺跡,奥原遺跡

古墳時代のムラ

武田石高遺跡

方形周溝墓がつくられる

土師器の使用がはじまる

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