筑西市の鬼怒川を望む台地上にある縄文時代晩期から弥生時代中期にかけての遺跡で,41基の再葬墓が発見されています。1基の土壙からは,多いもので10個体の土器が,少ないものでも2個体の土器が出土しており,総数ではかなりの数量となっています。出土した壺の中には,人間の顔を表した人面土器があり,この種の資料のなかでも優品として知られています。