一橋徳川家記念室展示

 

    武具・刀剣

                     

        3月22日(木)~5月6日(日)

 

  一橋徳川家伝来の刀剣、および武具を紹介しながら、武士にとっての武の装いを考えます。

 

   

                         

            刀    無銘(鞘書 貞宗)南北朝時代

             

 

                     ※写真の無断転用を禁止します

<展示品の紹介(一部)>

太刀

銘(表):僧定秀

平安時代末期~鎌倉時代初期

刃長:66,4cm

 豊後国(大分県)刀工の祖ともいわれる英彦山の僧、定秀作の太刀です。

脇差

銘(表):眠龍子壽實

  (裏):文化8年2月日

文化8年(1811)

刃長:38,8cm

 眠龍子(みんりゅうし)こと浜部寿実(はまべとしざね)は、鳥取藩の刀工です。

鉄地丸形 糸透彫

三葉葵紋鐔

(銘)「明珍記 宗春作」

四分一地 鍍金 長丸形

三葉葵家紋散唐草文鐔

(銘)「大岡政次(花押)」

附頭

附縁

(包紙)

「市ヶ谷より御持込

   折紙兼信御刀折紙」

 包紙追記の「市ヶ谷」は、尾張徳川家の江戸上屋敷の意味です。安政5(1858)年7月5日、尾張藩14代・慶勝(よしかつ)に代わって弟の茂徳(もちなが)が藩主となりました。その際に持参した「美濃国兼信」の極書です。極書とは、刀剣の「鑑定書」のことです。

                     ※写真の無断転用を禁止します

 

 

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