一橋徳川家記念室展示

 

 

     絵 巻 物   

         

        9月3日(土)〜10月14日(金)

 

  一橋徳川家に伝わる物語や武家風俗の絵巻物を中心に絵画作品を紹介します。

 ☆出陳作品  絵巻物8件(13点)

 

 

                                  鷹狩図絵巻

               ※写真の無断転用を禁止します。

 

<出陳作品>

 *前後期で場面替えを行います。

      ・前期  9月 3日(土)〜 9月25日(日)

      ・後期  9月27日(火)〜10月14日(金)

  作品名       巻数 前期 後期
竹取物語絵巻  全三巻(上・中・下) 上・中巻の一部 下巻の一部
後三年合戦絵巻 全三巻(上・中・下) 上・中巻の一部 中・下巻の一部
酒伝童子絵巻  全六巻 第2、3巻の一部 第4、5巻の一部を予定

大嘗会辰日悠紀主基御節会絵巻 

全五巻

第1、2、3巻の一部 第3、4、5巻の一部を予定
鷹狩図絵巻  全一巻 一部 一部場面替え
遊猟絵巻  全二巻 上巻の一部 下巻の一部

打毬御巻双紙(一橋三世斉敦筆) 

全一巻

一部 一部場面替え

乗馬絵巻(一橋三世斉敦筆)

 全一巻

一部 一部場面替え

 

 

<展示品の紹介(一部)>

竹取物語 全三巻

紙本著色 江戸時代

 

 本絵巻は三巻構成で、やまと絵の画風のため、土佐派の絵師による近世期の作品と思われます。

後三年合戦絵巻   全三巻

紙本著色 江戸時代

 源義家が、奥州の乱を平定した後三年の役(1083〜87)の史実に基づく合戦絵巻です。

酒伝童子絵巻 全六巻

紙本著色 江戸時代

 源頼光による鬼退治伝説は、古来よりもてはやされ絵巻や絵本にと数多く制作されました。本絵巻は、現サントリー美術館所蔵の狩野元信筆「酒伝童子絵巻」三巻本を近世に入ってから模写したものです。

乗馬絵巻 一巻

紙本著色 3世斉敦

 一橋3世の斉敦(1780〜1816)が家臣たちが乗馬をするところを描いたものです。こちらには名前の記述はありません。顔の部分を別に描いて貼り付けてあります。

打毬御巻双紙 一巻

紙本著色 3世斉敦

 一橋3世の斉敦が家臣たちが打毬をするところを描いたものです。打毬とは馬に乗って毬を打ち合い得点を競う競技です。家臣たちの名前が記されています。

遊猟絵巻 全二巻

紙本著色 江戸時代

 鷹狩を主題としています。実際の風景と思われるものや生活風俗なども描き込まれているのが特徴です。絵の表現は基調がやまと絵ですが、木々や人物の衣の筆致には、狩野派的なところもみられ、狩野派の絵師の手になるものとも推測できます。

            

                       ※写真の無断転用を禁止します。

 

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