一橋徳川家記念室展示

 

   文  書 (もんじょ)           

        

       7月9日(土)〜8月28日(日)

 

  一橋徳川家のなりたちと生活を文書からたどります。

 

         

                     橋府分限帳上〔天保8(1837)年〕

 

 

                     ※写真の無断転用を禁止します。

 

◇展示品の紹介(一部)

一橋府系譜  明治10年

 一橋徳川家から宮内省に提出された系図、家記の複本です。

 内容は『徳川諸家系図 第三』として刊行されています。

覚了院様御実録一

  享保6(1721)年〜元文5(1740)年

  宗尹(むねただ、一橋家第1世)の出生から死去までについての詳細な記録です。

 全15冊から成っています。

八代将軍吉宗自筆暦数質問状   年不詳

 吉宗は建部賢弘に数学、暦、天文などを学んでいましたが、これは賢弘にあてて改暦について諮問したものと考えられます。

 将軍の自筆文書は非常に珍しいものです。

蹴鞠(しゅうきく)免許  

    享保20(1735)年  9月23日

 四位以上に叙されると、蹴鞠(けまり、ともいいます)の宗家飛鳥井家から免状が与えられました。

権大納言宣言 

  寛政11(1799)年 1月27日

 治済(はるさだ、一橋家第2世)は寛政11年に従二位権大納言に叙任されました。これは父宗尹の官位(従三位参議)を超えるもので、御三卿として初めて、官位の点で御三家の尾張・紀伊両家と並んだことを意味します。

一橋屋敷絵図

 江戸城一橋門内に与えられた屋敷の平面図です。上が江戸城方面になります。

 なお、一橋門は現在は取り壊されて道路になっています。

御改正諸御印図鑑綴込

 維新後、一橋家は「一橋藩」として、初めて独立した藩と認められましたが、その時に変更された事項や新たに加えられた軍制についての事項について記録しています。

 

 

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