江戸御分限帳(土浦藩)
 
江戸御分限帳
・解説
  茨城県立歴史館史料部では、水戸藩・土浦藩・古河藩・笠間藩・結城藩・下館藩・麻生藩・下妻藩・谷田部藩などの藩政関係史料を収集・整理し、閲覧に供しています。
  写真は、長島尉信の筆録による土浦藩の天保14年(1843)の分限帳で、長島照子家寄贈史料(「郁子園文庫」、整理番号806)です。  表題は「江戸御分限帳」で、内容は、はじめに「江戸分限今渡高書抜」として、「知行」「大扶持」「金給」以下「御出入扶持」まであわせて716人の土浦藩の江戸詰の家臣の禄高、今渡米(金)高・役米高、姓名などが記され、続いて、「大坂分限今渡高積」として、あわせて94人の大坂詰の家臣の禄高、今渡米(金)高・役米高、姓名などが記されています。
  この史料により、天保14年の土浦藩の江戸詰及び大坂詰の家臣団の構成を明らかにすることができます。
 
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