斉昭は、産業振興にもつとめ、従来の紙や蒟蒻、煙草などのほかに、新しい産業を積極的に導入していきました。主なものは以下のとおりです。
・馬産 桜野牧(99万2680坪)を設置
・陶器 藩営製陶所(瓦谷・神崎)を設置
・製茶 天保6年(1835)宇治から茶師小川佐助を招き、緑岡に茶園を開く。 ・硝子 天保11年(1840)蝦夷地開発のため船で使用する板ガラス製造を目的として神崎に硝子製造所を設置
・蜜峰 天保11年(1840)、緑岡茶園で養蜂開始「景山養蜂録」という著書も著す
・植林 天保8年(1837)から5年間に、20万1600本を植林
徳川斉昭へ戻る
|