交通網の整備と発展
水戸駅(昭和6年)    利根川汽船航路の土浦港(明治末期)
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明治・大正期の交通網の変遷で最も画期的なことは,明治20年代以降における鉄道の出現です。それまでは,水運が最も主要な交通手段で,陸路はその補完的役割を果たしたにすぎませんでした。茨城県内最初の鉄道は,明治22年(1889)水戸−小山間67.7kmに開通した水戸鉄道で,明治29年には,現在のJR常磐線の前身である日本鉄道海岸線が開通しました。また,霞ヶ浦・北浦から利根川をへて東京を往復する蒸気船の運航も昭和初期まで続いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 


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