展示室(てんじしつ)へようこそ
常設展
茨城の歴史をさぐる A
2階展示室では,「茨城の歴史をさぐる」を一年間開催しています。
この展示を見ると、大まかな茨城県の歴史が分かるようになっています。
また、クイズもあるので、ぜひ参加してみてください。
中 世
鎌倉時代、茨城県で大きな勢力をもっていたのは、鎌倉幕府の執権であった北条氏です。北条氏は、茨城県内の豪族をしたがえ、勢力を拡大しましたが、北条氏が滅亡すると、各地で南朝方と北朝方に分かれて戦いが始まりました。その中で次第に勢力を伸ばしていったのは佐竹氏でした。戦国時代になると茨城県をほぼ統一するまでになりました。

展示室では、北条氏の所領拡大の様子や13世紀頃に茨城県内に勢力をもっていた小田氏や大掾(だいじょう)氏、鳥名木(となぎ)氏などを紹介しています。
☆まめ知識

佐竹義宣肖像画(複製)
原資料 秋田市 天徳寺所蔵 |
佐竹氏について
戦国大名といえば…、織田信長、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗などが思い浮かぶと思いますが、その当時常陸国(今の茨城県)を支配していたのは佐竹義重(よししげ)、義宣(よしのぶ)の親子です。
佐竹氏は源氏一族で、平安時代末期に生きた源義光の孫昌義が今の常陸太田市に住みついたのが始まりでした。
安土桃山時代には、豊臣秀吉と結びつき、佐竹義宣が54万石の大大名となって、常陸国を支配しました。
しかし、関ヶ原の戦いでは、あいまいな態度をとり、東西両軍のどちらの味方にもつかなかった。そのため、この戦いに勝利した徳川家康の命令により、出羽国(今の秋田県)に国替えとなりました。 |
<クイズコーナー> ※展示室からの問題です。
Q1
右のかぶと(複製)は、佐竹義宣のものです。このかぶとに付いている前立て(黒くもの)は、何を表しているでしょうか?
A ブーメラン
B 毛虫
C 黒バナナ
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Q2
右の人物は茨城県生まれの水墨画家として有名な人です。名前は?
A 雪村(せっそん)
B 雪舟(せっしゅう)
C 雪海(せっかい)
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Q3
右の人物は、鎌倉時代に浄土真宗を開いた親鸞(しんらん)です。
実は親鸞は茨城県に住んでいました。はたして約年間住んでいたでしょうか?
A 約10年
B 約20年
C 約30年
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※クイズの答えはこちら
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