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] 徳川慶喜の趣味,才能,学問 |
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1 油絵(始期・始めた理由・師匠・主な作品) |
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- 一橋家時代,狩野探渕(たんえん)に日本画を学ぶ。
- 静岡に移ってまもなく,油絵の心得のあった中島鍬次郎(もと開成所教授)につき学ぶ。
- 高橋由一の手ほどきも受けた。
- 主な作品に,「日本風景」「西洋風景」「風車のある風景」「蓮華之図」「西洋風景画」「多摩川畔の写生」などがある。
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2 写真(始期・始めた理由・師匠・主な作品) |
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- 静岡に移ってまもなく開始。
- 主な作品に,「麦刈」「俵詰」「弁天島より鉄橋を望む」などがある。
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3 弓(始期・始めた理由・師匠) |
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- 少年時代から武士の嗜みとして修業。最も得意とし,晩年まで嗜んだ。
- 少年時代の師匠は,佐野四郎右衛門。
- 一橋家時代の師匠は,北蕃五郎。
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4 狩猟(始期) |
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5 能楽(始期・始めた理由・師匠) |
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- 武士の素養のひとつとして学ぶ。
- 一橋家時代の師匠は,宝生弥五郎。
- 晩年に,「宝生流の松本金太郎は,謡曲の御相手として常に召されたり」とある。
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馬術(始期・始めた理由・師匠・愛馬・輸入馬・乗馬衣服・乗馬道具・乗馬場所) |
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- 武士の素養として少年時代から厳しい修業を課された。
- 少年時代の師匠は,久木直次郎。
- 一橋時代の師匠は,諏訪部八十郎、大武藤助、村田円左衛門。
- 将軍時代の師匠は,騎兵頭貴志(きし)大隅守。
- 乗馬衣服は和服。
- 洋式伝来の後は,乗馬道具は洋式。
- 愛馬は「飛電」「小栗」
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7 学問(語学) |
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- 慶応3年3月より,西周助につきフランス語を学ぶが,まもなく政務多端のため廃止す。
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8 書(始期・始めた理由・師匠) |
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- 幼少年期より,一般教養として学ばせられた。
- 一橋時代の師匠は,戸川播磨守,のち鈴木喜太郎。
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9 愛読書 |
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10 その他 |
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- 慶喜の学問(文武)形成は一橋家時代である。そのころ漢学は成島桓之助,安積祐介(艮斎),国学・和歌は前田健助(夏蔭),剣術は木村佐左衛門,砲術は篠山摂津守,騎射は梶十三郎らが指導にあたった。
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