水戸家と御連枝
水戸徳川氏略系図   
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徳川家康の第11子頼房が初代の水戸藩主となり,尾張・紀伊藩とともに御三家と称されました。三家は,官位,儀礼などの格式は諸大名の中で格別で,尾張・紀伊が従二位権大納言であったのに対し,水戸は従三位権中納言を最高の官位としておりました。中納言は,唐名で「黄門」ということから「水戸黄門」の称号も生まれました。

この水戸藩には,讃岐高松藩・陸奥(磐城)守山藩・常陸府中藩・常陸宍戸藩の4つの分家である連枝があり松平姓を称しました。これらの4連枝は,幕末には宍戸藩を除く3連枝が水戸藩政を後見し,天狗等事件では宍戸藩が水戸藩主の名代を勤めるなど,一体となって水戸家を支え,幕末維新を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 


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