近世村の変遷
  

 近世の茨城県には約2000の村々がありました。その大部分は,近世後期以降に開発された新田村を除いて,元禄年間(1688〜1704)以前に成立しました。元禄年間以降の支配関係を石高からみると,茨城県全体のうち約40%が幕府の直轄領地と旗本領・約30%が水戸藩領,そして残りの約30%が古河,土浦,笠間などの諸藩領でした。村の範囲は現在の「大字」に相当し,近世から近代に至るまで,人々の生産・生活の基本的な単位となっていました。

 

 

 

 

 

 


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