石岡市の南を流れる恋瀬川の河床から発見された壺型土器で,表面に人物の顔が墨によって描かれています。発見されたときの状況から,壺を川に流したと考えられます。これは,古代においては,病人などの息を壺に封じ込め,川などに流したものと考えられています。