東城寺と経塚
   
写真の無断転用を禁止します

 

  東城寺は筑波山麓(宝篋山麓)に在る寺院で、延暦15年(796)天台宗の僧最仙の開基と伝えられ、始め山中に建てられ、後に現在地に移されました。

  鎌倉時代には、多気大掾氏に代った小田氏の帰依を得、真言宗に改まりました。経塚は、宝鏡山東麓の山中から発見され、銅鋳製の経筒には、保安3年(1122)・天治元年(1124)の年紀と大壇那として平致幹の名が刻まれており、常陸大掾氏の保護が厚かったことが知られます。

 

 

 

 

 

 


茨城県立歴史館
〒310-0034 茨城県水戸市緑町2-1-15
TEL:029-225-4425/FAX:029-228-4277
お問合せ
Copyright(C) 2006 Ibaraki Prefectural Museum of History All Rights Reserved.