歩兵第2連隊は明治7年(1874)に創設され,明治10年の西南の役,27〜28年の日中戦争,37〜38年の日露戦争に出征したのち,明治42年,佐倉から水戸に転営しました。その後,大正9年(1920)のシベリア出征では,尼港(ニコラエフスク)事件で第3大隊が全滅,昭和にはいって満州事変,日中戦争への出征をへて,昭和15年(1940),満州に駐屯となりました。そして太平洋戦争下の昭和19年,中部太平洋のペリリュー島に転戦,激しい戦闘ののち玉砕しました。