石岡市北根本にある全長186mの前方後円墳で,恋瀬川の河口を見降ろす台地上に築かれています。大きさは東国で第2位,県内では最大の規模をもっており,周濠(堀)のまわりには陪塚も築かれています。古墳の築かれた年代は,主体部(埋葬施設)が調査されていないので,確実なことは分かりませんが,周濠から発見された円筒埴輪や,陪塚のひとつから発見された短甲(鎧)により,5世紀後半と考えられています。