【本館1階展示室】

 

 特別展U

 

  肖像画の魅力 

        

        −歴史(とき)を見つめた眼差し−

 

     2月11日(土)〜3月20日(火)

         

          ※休館日は、2/13(月)・27(月)・3/12(月)

[3/19(月)は開館します。]

      【入館料】大人580円(470円) 大学生300円(230円)

              ( )内は20名以上の団体料金

    

  歴史上の人物肖像画は現代の私たちにとって、その人物をイメージする上で欠かせないものとなっています。

   肖像画は時代の移り変わりの中で、描かれる対象や目的により様々に変化していきました。

   茨城ゆかりの人物の肖像を中心に肖像画の魅力を紹介します。

 また、カメラオブスキュラやピンホールカメラの体験コーナーもあります。  ※体験コーナーについて詳しくはこちら

  

 ☆展示品数 104件(223点)    *出陳一覧表

        内藤業昌自画像(個人蔵)

     

            ※写真の無断転用を禁止します。

 

【関連イベント】

   ●講演会「肖像画の成立と展開」  *要入館券

      3月4日(日) 午後1時30分〜3時30分 

        ・講師:守屋 正彦氏(筑波大学教授)

        ・定員:先着200名

          *9時30分から総合案内所で整理券を配布します

  

   ●ミニ講演会    *要入館券

      「徳川斉昭と三名君−真田幸貫・松浦静山・大関増業−」

         2月12日(日) 午前10時〜11時

            ・担当:永井 博(当館学芸課長)

     

      「徳川慶喜のメッセージ−肖像写真の活用−」

         3月17日(土) 午前10時〜11時

            ・担当:永井 博(当館 学芸課長)

   ●ミニ講座   *要入館券

      第1回「様々な肖像画」 

         2月19日(日) 午前10時〜11時

      第2回「徳川斉昭と水戸藩士の肖像」

         2月26日(日) 午前10時〜11時

      第3回「肖像画の描き方」

         3月11日(日) 午前10時〜11時

       ・担当(各回とも):原口 知武(主任研究員)

   ●展示解説   *要入館券

        2月18日(土)、3月18日(日)

          ・各日とも午前11時〜、午後1時30分〜

   ●よろい・かぶと体験

        3月3日(土) 午前10時〜12時

          ・定員:先着30名(小・中学生対象)

           *9時30分から総合案内所で整理券を配布します

   

   ●ミニ掛け軸・はんこづくり体験

        3月10日(土) 午前10時〜12時

          ・定員:先着20名

           *9時30分から総合案内所で整理券を配布します

 

 

【展示品の紹介(一部)】    *出陳一覧表

●第1章 肖像画とは何か

雪村自画像(複製) 

雪村周継  室町時代末期

原資料:大和文華館

重要文化財      前期展示

 雪村は室町時代末期の画僧で、この絵は日本最古の自画像とみられています。

夢窓国師頂相(ちんぞう)

室町時代 正宗寺

茨城県指定文化財

 太田城の近くにある臨済宗の正宗寺は、夢窓疎石を開山にしたために、頂相が伝来しています。

石田三成像

前田幹雄  昭和55(1980)年

大阪城天守閣     前期展示

 この肖像は、三成自身と伝えられる頭蓋骨から科学的に復顔し、それを元に描かれたものです。

武田信玄像

土佐光起  元禄元(1688)年

山梨県立博物館

        展示期間2/11〜24

 白熊兜に袈裟を懸け、左手に軍配、右手には数珠を持ち、床几に座す堂々たる大将の姿です。

●第2章 水戸藩ゆかりの肖像画

徳川斉昭像稿(文官姿)

萩谷せん喬 天保4(1833)年頃

 顔の部分の画稿と、身体の画稿をつなぎ合わせ、それを改めて一枚の料紙に描いた、いわゆる大下絵です。

☆斉昭肖像制作の流れを紹介

 最初の画稿(右)を元に、髭のない斉昭肖像の画稿を、さらに髭のある斉昭肖像の画稿を敷写しで描いたと思われます。

徳川斉昭像(琵琶演奏)

渡辺雪渓  文久元(1861)年

 渡辺雪渓は水戸藩士で、絵は松平雪山に師事しました。

 

青門(せいもん)肖像

佐藤延昌 天保10(1839)年10月

水戸市立中央図書館

 青山延于(のぶゆき)の家塾の門下生90人の肖像集です。似顔絵を描いた紙が貼り込まれています。

 

●第3章 写実的表現への道筋

小型カメラオブスキュラ

イギリス製  1790年頃

日本カメラ博物館

 17世紀のヨーロッパではカメラオブスキュラは簡単に透視図を得ることができることから画家達の必需品で、風景や物を正確に写す道具として利用されました。

佐藤一斎像  第二稿

渡辺崋山 文政年間

重要美術品

 佐藤一斎の画稿には番号が振られ、第十一稿まで確認されています。第二稿の顔は細部まで丁寧に描かれ、釣り上がる目から発する鋭い眼光が印象的です。

佐藤一斎像  第十一稿

渡辺崋山 文政年間

重要美術品

 この稿はおそらく最終の画稿、いわゆる大下絵にあたると考えられます。服装も顔も本稿に近く、上の第二稿と比べるとシャープさが無くなっています。

佐藤一斎像  

渡辺崋山 文政4(1821)年

東京国立博物館

重要文化財

 上の第二稿、第十一稿と比べてください。 

 崋山初期の肖像画にあたる、佐藤一斎51歳の寿相です。

徳川斉昭像画稿

内藤業昌  天保6(1835)年頃

 直衣姿で威儀を正して座す、比較的若い頃の斉昭の全身像の下絵です。

水藩名士肖像図巻

文政5(1822)年  当館

 29名の肖像画をおさめる『諸物会要』の写しを巻子仕立てにしたものです。奥書には「文政壬午(五)十二月坂場時成蔵」とあり、坂場奇一の所蔵と考えられます。

 

●第4章 写真と肖像画

徳川慶喜像

川村清雄  コ川記念財団

 明治16(1883)年勝海舟から徳川家代々の肖像画を依頼され、制作したうちの1枚です。慶喜の顔写真に細かくマス目を引き、紙にもマス目を引き、拡大された板に写して描いたと考えられます。

明治天皇像

二世五姓田芳柳

大洗町幕末と明治の博物館

 内田九一が明治6年に撮影した明治天皇の写真を利用して顔を描いていますが、初代五姓田芳柳、義松親子が描いた明治天皇像稿を元に描いた可能性もあります。

 

 

 ☆体験コーナー    *覗いて見ませんか!

カメラオブスキュラの体験コーナー

(展示室内)

 

 *実際にカメラオブスキュラを使って外の風景を写し、スケッチすることができます。ぜひ、体験してみよう!(ロビー)

ピンホールカメラ

の体験(ロビー)

*この中に入ると 外の風景が…?

 

                       ※写真の無断転用を禁止します。

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